焼酎

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茶露

茶露（さろ）
焼酎。
ロックでいただいた。

瓶の裏ラベルには、
「宇治の玉露を使用し、丁寧に仕上げました。爽やかな玉露の香りをお楽しみください。」
とある。
本体は米焼酎。
たしかに、玉露茶の香りが、口に含んだときに鼻を抜けていく。
さらに飲み続けると、玉露独特のふくよかな苦みがのどの奥に残っていく。

日常酒としては、ちょっときついかな。
アクセントとしては、よい。

今日は、父方の祖父の五十回忌。
祖父は私が生まれた半年後に死んだという。
享年61。
おかずは、その仕出し。
美味しかった。
私の誕生を祝福してくれた祖父に、今日の味を捧げよう。

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東五

東五
芋焼酎。
これまで飲んだ芋焼酎とは、また変わった味わい。
常温の水割りでいただいたが、海草のような香りがかすかにする。
スコッチウイスキーのピート香のような感じ。
口に含めば、サツマイモの味と香り。
甘さは強くない。
ほんのりとしたイモの甘味。

なんだか気になって地図を見ると、鹿児島湾に面した所にある酒造会社。
それで潮の香りがするのだろうか。

おかずは手作りコロッケ。
ジャガイモのごろりとした歯触りが、手作りならではの味わい。
ウスターソースをかけていただく。
息子(2)も喜んで、大判のコロッケを四つも食べていた。

黄金酒造株式会社公式ウェブサイト

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つんと

つんと
わさび焼酎。
わさびだけで作ったのではない。
甲乙混和わさび焼酎。わさび使用率２％。
あけたては確かにつんとした香りがしたが、何日かおいておくと、わさびが風化した香りになった。
微妙に香りが変わるあたり、正直なのかもしれない。
目新しさのお酒。

サッポロビール／ニュースリリース

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黒霧島

黒霧島
芋焼酎。
すっきりした口触り、ほどよい舌重りとキック。
檜のような香ばしい香りがする。
普及酒としては上出来の部類だと思う。
冒険や発見の面白味はないけれど。

おかずは蛸刺。
お魚は「魚勢」で買っている。
鮮度、量、価格、どれもお得。
近所にいいお店があると、うれしい。

Kirishima/霧島酒造　芋焼酎・麦焼酎・米焼酎・そば焼酎・地ビールの製造

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薩摩一

薩摩一
芋焼酎。
昔ながらの芋焼酎の風格。
香りは芋よりアルコールがやや上回る。
トンとしたキックと舌ざわり、のどごし。
寒い日だったが、ロックでいただいた。
それにもかかわらず、筋のとおった主張がある。

おかずはよこわマグロの刺身。
カツオのような色姿だが、カツオより鉄分の多い舌ざわり。
普通のマグロよりは軽い舌ざわりと味わい。
近い春を感じさせる。

若松酒造株式会社
 よこわまぐろ（おさかな学習館 | おさかな牧場 | AEON）

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閻魔

閻魔
麦焼酎。
揮発性の爽やかな香り。
口に入れてもその香りが続く。
適度なキックがある。

最近の焼酎は、爽やかさに統一されつつある。
昔のような、アルコール然としたどしっとした焼酎が飲みたい。
飲みやすさを追究して、消費者の裾野を広げることに異論はないが、昔ながらの焼酎に郷愁を覚える。

大分・焼酎老松酒造

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鍛高譚

鍛高譚
北海道産紫蘇焼酎。
つまった鼻が通るような爽やかなシソの香り。
甘い舌ざわり。
キックや舌重りはないが、ふくよかな味がある。
シソの揮発性の香りと、甘さゆえか、どのおかずにも合わせづらい酒だった。

今日広島に、雪が降った。
嫁さまが気づかって、鮭の粕鍋を作ってくれた。
最初は燗酒を飲んでいたのだが、この焼酎にかえてみると、難なく合った。
北海道産の焼酎と、北海道の鍋だからだろうか。
鍋と焼酎と、どちらもがふくよかさを醸し合って、美味しゅうございました。

鍛高譚（たんたかたん）オエノングループ

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桜島

桜島
芋焼酎。

前回の失敗に鑑みて、天然水でお湯割りにしてみた。
生で飲んだときの芋の甘い香りや舌の上で広がる味わいが損なわれずに、美味しく飲んだ。

裏ラベルにあるとおり、焼き芋のようなほっこりした香りと味のある焼酎。
するっとした飲み口だが、キックはない。
香りも、いわゆるフレーバーとして存在している程度。
どしっとした味わいがない。
水代わりの食事酒としてはよい。

おかずは肉じゃがと、ミート・オムレツ。
うちの定番。
昨夜は飲み会だったので、じんわり落ち着く。

本格焼酎--本坊酒造株式会社

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紫（ゆかり）

紫（ゆかり）
芋焼酎。
じつは年末からあったのだが、そのままにして忘れていた。
食事酒としては、ぴんとこない。
香りも、キックも、ない。
たまたま食事の後のくつろぎタイムに、炭酸で割って飲んでいると、
原料のムラサキイモのほっこりした甘みが、次から次へとわき上がってくる。
まるでムラサキイモの焼き芋を食べているかのよう。
そういう意味では、おもしろいお酒だ。

食事酒ではなくて、軽いおつまみと飲むといいかも。

種子島酒造株式会社【公式ウェブサイト】-焼酎づくりは、芋づくり土づくり

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ちょうちょうさん（お湯割り編）

先日の「ちょうちょうさん」を、お湯割りで飲んだ。
美味しいのだが、ピンとこない。
お湯だ！
ついつい水道水を沸かして、それで割って飲んでしまった。
「～の名水」というペットボトルがあったのだが、それを沸かして飲んで、はたして美味しいのだろうか。
という疑問がわいてくる。
この酒を仕込んだという川の水を沸かして割ったら、どんなに美味しいだろうか。

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