ゴールデンウイークから天気が悪い。
今週もはかばかしくない予報で、今日を逃すと傘マーク。☂
はかばかしくない天気に加えて、今日は新月。
悪いと言い切れるほどではないにせよ、ぐずぐずした体調と気分。
歩けば何とかなるかな?
あれれ?
ヤマシャクヤクだろうか・・・?
(ボタン科ボタン属「恥じらい・はにかみ・慎ましやか」)
散る寸前でぼろぼろだが、見られたことが不思議でたまらない。
渓流に沿って歩くと、2週間前とは違って、イワカガミは実になっている。
ギンリョウソウが季節を迎えた。
葉緑素を持たない、腐生植物。考えようによっては、うらやましい。
シライトソウ(シュロソウ科シライトソウ属「ゆっくりとした時間の流れ」)が咲き始めている。
ということは、アジサイの季節もそう遠くない。
カキドオシの原っぱに、カラスアゲハが飛び、
その先のキシツツジにまで飛んでいった。
季節は一刻たりとも歩みを止めない。
今日は、タニギキョウが盛りだった。(キキョウ科タニギキョウ属「気品」)
開いた花がほんの5mmくらいの小さい花だが、紫の筋が気品ある可愛らしさをかもし出している。
今日は群生にいくつも出会った。
こうしてクローズアップを見ていると、蟻になったような気分だ。
ミヤマハコベ(ナデシコ科ハコベ属「誠実」)と、サワハコベ(ナデシコ科ハコベ属)は、花弁の切れ込み加減で見分けるらしい。
どちらも5枚弁だが、ミヤマハコベは切れ込みが深くて10枚に見えるらしい。
ということで、これはサワハコベ。
1時間ばかり歩いてほどほどに疲れたころに、
エビネコケイラン。
盛りはちょっと過ぎた感じだが、こんなに生えているとは、うれしい不意打ちだ。
なんとも言えぬ高貴な色合い。
近くには、エンレイソウ
アマドコロ
蛇が驚いて草むらに逃げていった。
ウリカエデ(ムクロジ科カエデ属「遠慮・とっておき」)か?
カエデは実になった。
ガクウツギ(ユキノシタ科アジサイ属「古風・風情・秘密」)
ガマズミ
光を透かすミズナラは美しい。
ツリバナ
ハナイカダ(ミズキ科ハナイカダ属Helwingia japonica.「移り気・嫁の涙」)
散った桜が川面に流れる様を「花筏」と形容するが、これは葉っぱの真ん中に花が咲く、珍しい。
ずっと不明なままなのが、
これもまた、不明
ヤエムグラか?
今日は9931歩。
1. 無題