7月連休は天気があっちこっちな感じで、昨日は温泉でお茶をにごしていたのだが、
どうも嫁様が山にはまったみたいで、3時間くらいの山登りできるところということで、
雲月山をチョイス。
山に目覚める前に一度、岩倉山まで登ったことはあるのだが、その先の下り坂に恐れをなして、雲月山自体には登ったことがなかった。
高速のSAで昼食をとって、ちょっと遅めの登り始め。
雲月峠の駐車場までの道沿いに、ナデシコが盛んに咲いているので、ナデシコを愛でつつ東屋下の駐車場まで下りて、そこから登ることに。
この道沿いには、ナデシコ、チダケサシ、ギボウシ、ヒヨドリソウなどなど花盛りで、写真を撮りつつゆっくり歩く。
これは立派なホトトギス。
ギボウシはまだ咲き始め。
ササユリはしおれ始めていたが、顔を近づけると甘く上品な香り。
登山道沿いには、キキョウが咲いているのが見える。
高山のピークを迂回して、ゆっくりと歩いて行く。
そのあたりから植生が変わってササの原になり、なんだか花も見えないし。と思っていたら、嫁様はカキランの写真をしっかり撮っていた。
教えてくれよ~と言うと、あんたが先先へと歩いて行くから、声をかけられなかったと。とほ。
頂上ではかなり強い風が吹いて、それはそれで涼しかったのだが、ゆっくりするゆとりもなく、あんこ玉を数個食べて先へ進む。
頂上からの風景。雨が迫ってきている。
頂上から先は、疲れも出て、霧のような雨が通り過ぎたりして、
何だか修行の道みたいだったかな。
頂上からしばらく行って、歩いてきた道が見える。
草刈りがしてあったのだが、その刈草や小枝が道に敷き詰められたようになっていた。いずれは自然の元に帰るのだろう。
途中蛇がいたりして、まむしだったらどうしようとか、ちょっとおどおどしつつ、
いったんぐんと下りて、また登ったところが出発点の駐車場だった。
雲月峠まで戻ったが、風が強くてコーヒーはあきらめた。残念。
手軽に歩ける感じで、山の花も満喫できて、なかなか良い一日でした。
アカモノも可憐に花(実?)をつけていた。