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富美菊 純米 越中五年原酒
到来物。
パッケージを開けたとたんに目を奪われるのは、黄金色。
吟醸香というよりは、発酵の香り。
何かに似ているなと思ったら、小さい頃祖母の家で食べた菜っ葉の古漬け。
芳醇でふくよか。
癖のある匂いなのか、嫁さまにかがすと、どうもきついらしい。
味は、フルボディー。
舌の上で黄金の玉がころころと転がり、じっくりと咽におりていく。
「強敵あらわる」の感。
味はまろやかで、25年もののポートワインがこれに匹敵するかも。
知り合いの造り酒屋の息子が、毎年火入れをした、ん十年ものが秘蔵してあると言ったことがあるが、まさにこれがそれ。
あだやおろそかには、飲み干せない。
先日買ったサワーグラスで、夢見心地で一杯だけいただく。
その後は、あまりにもったいなくて、テキーラのカシスソーダ。
おかずは蒸し鶏と、手羽先。
手羽先は嫁さまがタレを作って、甘辛で美味しい。
蒸し鶏は、即興で、ぽん酢にごま油、豆板醤と甜麺醤を混ぜたドレッシングを作ってかけたら、なかなか美味かった。
冷やし中華にぴったりと、嫁さま曰く。
お酒を送っていただいたのは、富山在住のメル友、英ぶるさん。
確か去年も、お酒を送り送られたりした。
年に一回、お互いに好きな酒を交換しあうというのも、なかなか美しい関係ではないだろうか。
英ぶるさん、感謝!!(涙)
富美菊酒造株式会社