週末続けて野の花を。
先週は備北地方に、今日は芸北地方に出陣。
それにしても、今日は暖かかった。
ひんやりしてはいけないと毛糸の帽子を用意していたが、それどころではない、車の中では暑くて、窓を開けて走行。
中国道を戸河内ICで下りて、いつものおふくろ弁当を買い、IC脇のまだ咲いていない桜並木の下で食事。
それにしても今日は人出が多かった。おふくろ弁当を買うのに列待ち。
久々のおふくろ弁当は、エビ天むすび。美味しかった~!
食後、この近くにアズマイチゲの自生地があることを思いだした。
ごく近くなのだが、どこかよくわからないのでとろとろと細道を車を走らせていると、なんだかそれっぽい感じの方々が。
尋ねてみると、まさにそこがそれ。
小さい花が、よく見るとあちこちに咲いている。
先週のユキワリイチゲほどの群生ではないが、とてもキュート。
しばらく撮影の後、今日の目的、聖湖湖畔のセリバオウレンを目指す。
峠を越えるごとに道路脇の雪が深くなっていく。
さあ! その角を曲がると!
2年前はもう少し奥まで入れたのに、今日は曲がるとすぐこれ。
去年は雪もなかったのに・・・
一瞬にして冬。
深く積もった雪は堅く、その上を歩いても沈まない。
少しばかり雪の上を歩いた後、八幡湿原へ向かう。
調子よく行っていたのだけれども、ここも途中で雪のため侵入不能・・・
先ほどのアズマイチゲの自生地で一緒になった方が言っていた、ホソバナコバイモの自生地へ向かうことに。
ここも初めてだったが、ロープが張って自生地を保護されていた。
杉の木立の下、よく見ないとわからないくらいの可憐な花が。
写真で撮ると、近接するので大きさがわからないが、膝をつき肘で支え、まさに這いつくばるようにして撮った。
いや~見事でした。
嫁様は「細花小葉芋」と、自分は「細花小梅藻」と思っていたけれど、本当は「細花小貝母」だそう。
近くの田んぼには、オオイヌノフグリが群生し、脇にはホトケノザ。
小さな神社にお賽銭あげようとすると、
小さな神楽衣装が吊してあり、奥には神楽の舞台が。
そういえばこの地区は神楽が盛んだった。
小学生の神楽団なのだろうか。小さいのに豪華な衣装。
帰り道、ヒロテック梅の里に寄ってみる。
そろそろへたり始めたかなという感じだが、梅園に近づくにつれてかぐわしい香りが漂ってくる。
ここはマツダ関連の工場なのだが、敷地の半分が梅林で一般にも公開している。
3年前から梅林がサッカーコートに変わったが、それでもその周辺に見事な梅林がある。
16時過ぎだったが、若い従業員さんがいらして、梅林を大事にされていることがわかる。
春を告げる野の花は、まだまだこれから。
1. 無題