〔2019/09/02〕
6時起床。7時ホテル出発。
二日間の予約をした駐車場へ向かい、自転車を下ろす。
冗談交じりに、空気が抜けてたりして、と思っていると、ほんとうに抜けている。
英ぼさんにポンプを借りるが、空気が入る感じがしない。
積み込むときにしっかり空気入れてきたのに・・・。
何軒か電話して、ようやく8時開店の自転車屋さんに連絡がつき、英ぼさんに手伝ってもらって、徒歩約10分のお店に。
先客がいたのでしばし待つが、テキパキとみてくれる。
チューブが裂けていた・・・。
2カ月ほど前、後輪が同じようにチューブが裂けていたが、今回は前輪が同じように。
よりによってこんな時に、と思うが、2時間遅れで出発。
尾道駅前から、小さなフェリーで向島へ渡る。
わずか5分程度の航海で、なんと70円の安さ。100円を切る運賃って、50年前から払っていない。
フェリーを下りて、向島の市街地を走り、やがて海岸沿いを行くと、因島大橋が見えてくる。
細い二輪専用道をくねくねと上っていくと、しまなみ最初の橋、因島大橋。
車道の下に、二輪と歩行者用の通行路がある。
上をごうごうと自動車が通るが、瀬戸内海の風景を眺めつつ渡る。
因島に入ってしばらく海沿いを走り、山裾を横切る道に入る。
しばらく登ったり下りたりして、ふたたび海に出ると、生口橋。
この橋は、車道の横に二輪歩行者路があるので、じつに爽やかに景色を楽しめる。
薄曇りで、しだいに湿度が上がってくる。
生口島には行ってからは、道なり。
12時前に平山郁夫美術館に到着。
平山郁夫の幼少期の作品から、しまなみを描いた作品等々、じっくり堪能できる。
その後、耕三寺前の食堂で昼食。
名物たこ飯。
思っていたよりあっさりした味付けで、美味でした。タウリンも摂取できるし。
ここで、英ぼさんに相談して、リタイアを決意。
脚が思うように動かない。
ここまで約33Km。
自分の最長距離が、このまえのかわなみサイクリングロードの44.7Km 。
ここからなら、高速船で尾道へ戻れる。潮時かもしれない。
英ぼさんは単独行になるが、ご免なさいだ。足を引っ張るよりはいい。
英ぼさんと別れて瀬戸田港へ行ってみると、尾道行き高速船は5分前に出たばかり。
次は15時発で、1時間半ばかりある。
多々羅大橋のたもとまででも行ってみようかと、自転車を走らせる。
うーん、やはり腿が重く、思うように脚がまわらない。
多々羅大橋が望める瀬戸田サンセットビーチまで。
季節外れの海水浴場に、外国人家族が水遊びを始めた。
ふたたび瀬戸田港へ戻り、私のしまなみチャレンジは終わった・・・
活動時間:4時間35分
活動距離:39.5Km
高低差:152m
消費カロリー:1068Kcal (YAMAP)
メーターでの平均速度は17.6Km/h。下り坂では39Km/hくらい出ていたので一概には言えないが、自分の中では最速の平均速度だった。
高速船で約40分で尾道に。
自転車を車に積み込んで、一路今治へ。
傾き始めた日射しに、しまなみの風景が美しい。が、車なので止まって写真を撮るわけにも行かない。
今治まで約70分。
途中英ぼさんを追い越すかと思っていたが、来島海峡大橋を渡るころには、英ぼさんは今治城。
17時半、投宿。
フロントの人と話をすると、昨日とうって変わって今日は暑かったとのこと。たしかに・・・
教えてもらった居酒屋で、英ぼさんの完走を祝って祝杯を挙げる。
今治名物せんざんきや今治焼き鳥、美味しい地酒で、とても素晴らしいお店でした。
バイトの子の対応も素晴らしかった。
この夜は、すぐに熟睡した。
1. 無題
自分の持っていた予備チューブは24インチなので、men2さんのに合わず、替えのチューブがあればいくらでも対処できたのですがね。
途中リタイヤは残念でしたでしょうが、あれは英断だと思います、無理して行って更にひどくなっては元も子もありません。尾道に戻れる高速船はあそこしかなかったですから、大人の決断だと思います。一人になってしまった後は、何だか走ることが目的になってしまった自分でした。^^;
今治でも美味しい料理とお酒でしたね、堪能しました。(^^)