先日ホソバナコバイモから回って見た、バイカオウレンとアズマイチゲ。
あの時はまだこれからだったので、今日行ってみた。
まずは距離的にアズマイチゲから。
正午前だったためか、花はあまり開いてなかった。
近くで昼ご飯にカツ丼を食べて、まずはバイカオウレンへ。
予想どおり、この前のつぼみが、見事に咲いていました。
そして、この前は影も形もなかった、シロバナショウジョウバカマも咲きはじめていた。
この紫色が、なんとも言えず美しい。
ミツマタも色づき始めた。
クロモジかな、たくさん花をつけている。
これも地味だけど、可愛い花をつける。
さて、1時間ばかり歩いて、もう一度アズマイチゲへ。
今度はしっかり花を開いている。
葉の色も明るいし、とてもすがすがしい白。
この自生地は、もと畑だったようで、石垣の上にある。
その石垣の上に登って、接写する人を、今日だけでも、3人見た。
初めてここに来てから、たぶん4年目だと思うが、年々花が咲く面積が減っている。
花を踏まないからいいと思うのだろうけれど、土が硬く荒れているのではないか。
めったに見ない花だから、繊細なのにちがいない。
ちょっとした土壌の変化に、敏感に反応しているのだろうと思う。
石垣に登る人は、珍しい(と言われている)花を写真に撮った、という満足感だけでいるのだろう。
まあ、そんなことをするのは、やはり、年配のおっちゃんだけど・・・
来年も、10年後も同じように美しい花を見るために、せめて気をつかって欲しい。
来年は怒鳴りつけてやろうか。
で、ホソバナコバイモの自生地の近くにカタクリの自生地がある。
その近くのお店で、今年は早いので、来週あたり・・・と聞いたので、場所だけでも確認と。
幟が立ってわかりやすいのだけど・・・
ビニールテープが張り巡らされているが、このひと株しかよく分からなかった。
花も咲いているが、午後過ぎてなので、シオシオになっている。
よく見てみると、ホソバナコバイモがたくさん咲いている。
その他、小径沿いには、なじみ深い雑草が花をつけている。
ハコベ
オオイヌノフグリ
珍しいところで、エンゴサク
オドリコソウ
嫁様には、踊り子には見えず、ゆで海老に見えるらしい。
ホトケノザ
まさに宝庫といえる場所だった。
来週また来て、カタクリを撮らねば。
まだまだ、春はこれから忙しくなる。
1. 無題
カタクリはまだみたことがありません、背丈が小さいから撮るのは大変だろーなーと。