世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平
【大意】
春に花が咲かなければ、天気を気にすることも、過去の記録や他人様のブログを見て気が急いたりせずにすむのに
1週間前は気の早い花がようやく開いたばかりだったのに、
一気に咲いたバイカオウレン
シロバナショウジョウバカマもむくむくと、
木の花もいろいろ咲きだした。
これはシロモジか、アブラチャンか、よく分からないが
イチイの雄花
コウヤミズキ
キブシ
セリバオウレンが、ここではまだ元気。
毎年元気に花をつけるスミレの株、
今年も元気そう。
場所を変えて、アズマイチゲ。
色が薄い、というか、赤紫のホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)が咲いていた。
撮ってみると、思ったような赤は出ていない。残念。
↓Flickrからのスライドです。
撮影にあたって花の小ささを考慮して、三脚にベルボンマルチアングルユニットV4をセットして持っていった。
三脚を安定して立てる場所がない。
マルチアングルユニットをセットするのは時間と手間がかかる。
結局一脚のようにして使った。
たしかに、それでもマクロ撮影時の安定性は確保できたように思う。
一脚の導入を考えるが、トレッキングポールとの両立を図りたい。
現像にあたってSigma dp3 Quattroは選択した画像をいったんTIFFに変換して、LightroomでOM-D E-M1 mk2の画像と一括して編集した。
Sigma独特の色味や空気感は失われたかもしれない。
今回は、いつものプリセットを使わず、露光量・ハイライト・シャドウ・白レベル・黒レベルの調整で済んだものも多い。(結果的にコントラストは触らなかった)
ホワイトバランス調整はむずかしかった。
とくに白い花を白くすると、周囲の色目が変わるので、HSLを試してもよかった。
撮って出しで現像したものも多かった。
細かなF値の調整、測光モードの選択によるのだろうか。
色彩モードはOM-Dはナチュラル、dp3はスタンダード。
WBはどちらもオートで、露出優先モードで撮影した。
1. 無題