先日昼食に寄った道の駅で、『三段峡 樹木・景観 ガイドブック』という本を買った。
全218ページ、2500円の堂々たる本だが、
何が凄いかというと、
「約16Kmの渓谷を29のブロックに分け、遊歩道沿いに見られる主要な樹木など150種類以上をマップに正確に貼り付け、460枚以上の写真と解説も加えて・・・」
さらにマップには「流紋岩質凝灰岩」とか「花崗班岩」などの露頭岩石も記されている。
樹木の葉の一覧表もあり、100mをただでは通らせないという出来映え。
目を通すだけで、ウズウズしてくる。
紅葉狩りがてら、行ってみた。
標高500mを超えると、もう立派な紅葉。
車を駐めて、遊歩道を歩く。
車には熊鈴を常備している。
マップを見ながらなので、はかどらない。
50mm単焦点では、収まらない。
広角ズームで
まだ紅葉は若いが、色づいた山肌は目を奪う。
1Kmほど歩くと、
斜面が崩れて、歩道がなくなっていた。
復旧には早くて2,3年かかるだろう。
自然の力の大きさということだが、自然に逆らわない歩道づくりなのかもしれない。
当分この道は行けないのが残念だが、自然のなすままに。
花もいくつか撮ったが、それはまたあらためて。