さて、この五月連休、アウトドアクッキングをしていない。
石州和紙会館で、和紙に印刷した山野草の写真が展示してあるというので、
それもかねて、石見海浜公園に行ってきた。
予約センターで受け付け。
フリーサイトは、無料! 太っ腹!
ただし、微妙に傾斜があって、テントを張る場所は限られていそう。
しかし、日本海を目の前にしたロケーションは、素晴らしい。
この日は海は穏やかで、こんなのは日本海じゃないと、山陰育ちの嫁様はのたまっていた。
久しぶりにタープを張ってみる。
悪戦苦闘しつつも、なんとかポンタタープを張った。
支柱が150センチなので、ヘリノックスに座ると頭がつかえる。
まあ火を使うので、私は外にいたが、
嫁様はタープの中で食事していたので、けっこう寒いと。
食後、入ってみると、たしかに、日差しを遮り、風通しもよいので、
肌寒い。
タープの威力だな。
ICHIBANGAI MARTと看板の出ているキヌヤ国府店で仕入れた食料で、昼食。
エコココロゴス・ミニラウンドストーブにうんとこせと着火し、
浜田名物あかてんを温める。
スノーピーク・トレック900とアルコールストーブでご飯を炊く。
スノーピークの、「沸騰すると蓋が落ちる問題」が、昨今話題になっているが(どこで?)
蓋の持ち手をたたんでおくと、落ちないことが分かった。
ただし、では「蓋をどうやって取るのか問題」が浮上してくるのだが、
それは軍手で解決。
う~ん、どうしたものかねえ。
蓋が落ちるか、軍手を使うか、問題勃発。
マジックソルトをかけた鶏胸肉をあぶる。
どうも、エコココロゴスが、熱量が小さくて、なかなか焼けない。
買ったばかりのころ家でやったときは、十分に焼き肉できたのに・・・・
とりあえず炊けたご飯を、ほんのり暖まったあかてんで食す。
練り物好きな嫁様は、美味しいと言ってくださった。
が。
問題は熱量だ。
なかなか肉が焼けない。
胸肉の傍らに、牛とアスパラの味付け焼き肉を置いたのだが、
ぜんぜん焼けてこない・・・・。
しかたなくガスバーナーにスキレットで焼いて、これって、いつか見た光景。
デザート用に買ったアイスクリームが、余命幾ばくもなくなってきたので、
マキネッタでコーヒーを淹れる。
それを、カップに入れたアイスクリームにかけると、、、、
美味しいですぅ~~~~
【写真なし・・・】
海辺で薪もないし・・・
と見回すと、松ぼっくりがあるではないか。
松ぼっくりで焼いた、鶏胸肉が、こちら。
食べてみると、ふんわり美味しくできていた。
まったり~と時間を過ごすうちに、16時過ぎてしまった。
予約センターで書類に記入するときは、まさか16時過ぎまでいるとは思ってもいなかったのだが。
17時15分ころに、石州和紙会館に着いた。
幸いにも自動扉が開いたので入ってみると、すぐに山野草の写真が展示してある。
見ていると、17時で終了だと会館の方に言われるが、ご厚意で見せていただけた。
それだけでなく、いろいろご説明いただき、そのうえプリンターなども見せていただけた。
手漉き和紙独特の風合いの上に、光と色がひとつの世界を織りなし、とても見応えがあった。
心優しいおもてなしに、感謝の念が絶えない。ありがとうございました。
とてもよい連休になりました。