今年の芸北は春が遅いらしい。
風の便りによると、ようやく桜が満開らしい。
今日はぽかぽか陽気。嫁様と出かけてみた。
戸河内ICでおふくろ弁当を買って、聖湖キャンプ場へ。
入り口の道路が封鎖されていて、ぐるっと回って奥まで行ってみると、数組のファミリーキャンパーさんたちがテントやタープを張って、BBQの香りが漂っていた。
お湯を沸かして、カップ味噌汁を用意して、
栗おこわ、天むす、オムレツのラインナップに、コロッケをプラス。
いつもながら安定の美味しさ。
人心地ついて、いつもの周回路へ。
今年は一ヶ月前に来たときに数十センチの積雪があったくらいで、芸北の春は遅かった。
気温の高さとはうらはらに、まだまだこれからの芽吹き。
周回路に入ったところの、木の花。何でしょうか?
一年前はモミジイチゴが咲き、イカリソウが盛んに花をつけていたのだが、今年は、
モミジイチゴはこんな具合だし、
イカリソウもまだまだ花をつける気配もない。
歩いて行くと、多くは実をつけ始めているが、セリバオウレンがまだ花を残していた。
今年は見られないかと思っていたので、うれしい不意打ち。
白いスミレ
木の花、何でしょうか?
ゆっくり周回した後、さあコーヒーを飲もう!と思うと、豆を忘れていた・・・
嫁様のザックに入っていたインスタントコーヒーで一息ついて、次は霧ヶ谷湿原へ。
霧ヶ谷湿原もようやく雪がとけたという感じで、タネツケバナ。
水たまりにはオタマジャクシ。・・・大きくなったらまた会おうね!
道端にはスミレ
そしてツクシ
それから、知久院のしだれ桜に。
話には聞いていたし、この横は何度も通過したのだが、今年ようやくその桜を見ることができた。
古木のしだれ桜で、風格がある。覆いかぶさるように咲く姿は、心を揺さぶるものがある。
次は刀匠正光屋敷跡の桜。
この時ようやくISO感度がオートでないことに気づいて、ありゃりゃ、ISO1600じゃん。どうりで白飛びが多いはずだ。
じゃこの際シャッタースピードと絞りをマニュアルでやってみようかと、チャレンジ。
レンズはSIGMA Art 19mm F2.8 DN。焦点のピークがわかりやすく、絵的にもお気に入り。
前の田んぼで田仕事をされていた方によると、今年はぱっと咲いてあっという間に散り始めたということ。
ぎりぎり見ることができた。あまりに立派すぎて、桜の下では撮影ポイントが取れない。
帰り際石垣を見ると、ショウジョウバカマが咲いていた。
1. 無題
この垂れ桜は見事ですねー、なにものかが宿っているような佇まいです。