2013年の3月に一度
ここに来た。
海岸に面した斜面いっぱいに水仙が咲いている様は、圧巻だった。
もう一度来ようと思いながら、時期を逃したりしていた。
午前10時過ぎに来てみると、車が1台駐まっているだけで、誰もいない。
昨日の雨で滑りそうな斜面を降りていく。
まだ2~3分咲きといったところか。
折から日もさしたりして、
ここに来たら、海をバックに水仙を撮らねば。
ここには200万本を超える日本水仙が植えられていて、全て地元の方々の手によるという。
途方もない作業に頭が下がる。
水仙公園の先に突き出た岩場が、唐音の蛇岩。国指定の天然記念物になっている。
以下、説明板から。
唐音の蛇岩は、日本海に突き出した唐音海岸を中心とした隆起海食台地の岩石に、あたかも大蛇がのたうっているように幅1m内外の黒褐色の岩脈が300m以上貫いている海岸地形のことを指します。指定面積は約20,600㎡、ここから東へ約500mの所にある松島でも、同様の奇岩を見ることができます。
一帯の岩石海岸は、古第三紀漸新世(今から約3000万年前)の田万川層群の烏帽子山火山岩体に属する平原流紋岩質凝灰岩からなり、蛇岩と呼ばれる岩脈はヒン岩(安山岩質)です。マグマ活動によって平原流紋岩質凝灰岩中に貫入し、何度も褶曲しながら対岸までつながる地形は、非常に貴重なものです。
この先の岩場で、釣りをしている方が一人。
邪魔をしてはと、また水仙の撮影に。
アザミや、ナデシコ、ツリガネニンジンと、秋の花が残っている。
ここは日当たりも良く、暖かいのだろうか。
水仙の撮影を堪能して、帰路に。
昼食を取った、ゆうひパーク三隅から、
ここは目の前に山陰本線が通っていて、絶好の撮影ポイントになっていて、時刻表がおいてある。
ここを通過する瑞風の写真が飾ってあった。
今回は列車の通過はなく、残念。
大きな猫がいたので呼ぶとやってきて、撫でようとすると指をがぶっとかんだ。
餌を持ってなかったので、怒ったのか。
懇々と説教すると、すまなそうな顔をして横を向いていた。
1. 無題