いつも行っている芸北の雪景色でも撮ろうかな、と出かけてみた。
戸河内ICを下りて、真向かいに見える高い山、恐羅漢と思うが、まばらに白い。
これでは、雪景色は無理だろうと、
以前カワアイサを見た川原に行ってみた。
あの時は、シジュウカラが群れをなしていたし、とか思ったのだが、
まだ時期が早かったか、しーんとしていた川原。
ビビッと鳴いて黒い影が、川面を飛び過ぎる。
影からすると、カワガラスか。
その後は、またしーん・・・
橋を渡ってみる。
立派な猫が、
ちょうど家から出て来たご婦人が、丁寧にお辞儀して下さる。
が、鳥の声もしない。他に歩いている人もいない。
あきらめて車に戻り、一服していると、川面に魚が跳ねたようなきらめきが。
波紋を見ていると、
??
潜った・・・?
遠いし、小さいし、トリミングしてもこれが限界。
でも、カワガラスにちがいない。
カラスといっても、カラスの仲間ではなく、全長は22~3cmとあるから、ハトより小ぶり。
ひとりで何度も潜ったりしている。餌をとっているにちがいない。
そうっと近いところまで、でも川のほとりまでは、行くと逃げるだろうな。
浅いところで、餌になるトビケラとか捕っているのだろう。
いやあ、可愛いなあ。
尾羽をたてた姿が、また凜々しくて、
車に戻ると、嫁様が退屈な顔で立っていた。