〔2019/09/03～04〕
呉を後に、広島市中心部のホテルに投宿。

バスで30分に住んでいながら、中心部のホテルに泊まるなんて、これで3度目。
仕事で県外のお客さんの相手をしたときと、部屋が水漏れでリフォームしたときと。
偶然にも英ぼさんがとったホテルが、美味しいお店のすぐ近く。
一息ついてさっそく出陣。ここ数年来てなかったので、あまりでかい顔したらいけんけんね。
～、あ～～～、相変わらず美味いわ～～、幸せ。

満足して、次はひろでん路面電車。
中電前から胡町まで乗って、広島市の繁華街の手前で右折して、アーケード街を歩く。
・・・っと、アーケードに入ったところで、カラオケ。
歌いました！　70年前後の洋楽。ビージーズの「若葉のころ」歌いました。泣ける歌詞だったんですね・・・。

さんざ歌って、ホテルまで約2Kmくらいの道を、アーケードを歩いて。
つまり、アーケードの東端から西端まで、平和公園に。

元安橋から原爆ドームが見える。

おりから無風、満潮。
こんな時間にここらあたりに来ることもなかった。

原爆死没者慰霊碑。

23時前。
二人で手を合わせて祈りを捧げたすぐ後、警備の方が来て、辺りを点検。
定時の巡回か。これまでに、心ない落書きとか、いろいろあった。
慰霊碑前をひととおり点検した後、制帽をとって、慰霊碑に一礼。
この光景を、今まで見たことがなかった。
この慰霊碑の中に、原爆で亡くなった方々の名前が記された、原爆死没者名簿が収められている。
私の祖母も、母の名前も、そこには記されているはず。
この一礼に、泣きそうになった。

ここらホテルまでは、ほんの数分。
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翌朝、8時に平和公園に再び。

平和公園内を案内した後、平和記念資料館が開くのを待って、見学。
新装なってから初めてだが、涙が出てくる。

その後、縮景園で抹茶セットで一息。

萩の花が咲き始めて、秋の訪れを告げていた。

この後、広島駅北口の「廣島ぶちうま通り」で汁なし担々麺を食べて、
長くて短かった四日間に幕を閉じた。

濃密で夢のような四日間を、忘れることはない。
全てに感謝