何だか日本海が見たくなった。
浜田が行きやすい。
石見海浜公園とかいいな。
とか考えて、高速には乗らずに、山道をのんびり行ってきた。

樽床ダムの仙水湖のほとりで、白い木の花が目に付いたので、車を駐めて写真を撮るが、遠すぎる。
ふと道端に目をやると、オカトラノオが咲いている。
道の下の断崖の下には、紫陽花が咲いている。
道の反対側にヒヨドリソウが咲いているので撮っていると、
山水がほとばしる横に、ヤマジノホトトギスが咲いている。少し早いかな。
思わぬみっけもんに、嫁様と大喜び。

そこから1時間半ほどで浜田に到着。
そういえば畳ヶ浦があるな、ということで行ってみる。

石見畳ヶ浦は国指定文化財で、

畳ケ浦は国分町唐鐘海岸にあって、別名を床（とこ）の浦（うら）ともいう。約49,000ｍ2の波食棚（はしょくほう）が広がり、高さ約25ｍの見事な礫岩（れきがん）・砂岩の海食崖（かいしょくがい）や幾つもの断層がみられる。 波食棚では縦横に走る小さな亀裂がみられ、畳を敷きつめたようにみえることから「千畳敷（せんじょうじき）」と呼ばれる所以（ゆえん）となっている。 この波食棚の砂岩層は、第3紀中期中新世（約1,600万年前）の地層で、多種類の貝化石や流木、鯨骨、生痕（せいこん）などの化石が含まれている。化石の保存状態はきわめてよい。また、千畳敷には腰かけのような丸い石（団塊（だんかい）=ノジュール）が平行に並んでいる。これは海食崖の地層中にも数多くみられ、貴重な学術的資料を提供している。 穴観音と呼ばれる海食洞や海中にそそりたつ犬島・猫島の景観は美しく、観光地としても有名である。

(浜田市HPより）
そうです。

１日２００円の駐車場横の、小さなトンネルを行くと、波に掘られた洞窟に祠がある。
そこからさらにトンネルを行くと、畳ヶ浦に到着。
ノジュールが並び、節理が真っ直ぐ延びている。
詳しくはこちら

何だか不思議な風景の中で、子供たちが水遊びをしている。
崖側にいろんな植物があった。
テリハノイバラ、ハマダイコン、ヒメヒオウギズイセン。
八幡湿原でも見た外来植物のアメリカネナシカズラ。
崖を見上げるとオニユリが咲いている。
その他、その他・・・・

波もなく穏やかで、こんなのは日本海じゃないと、山陰生まれの嫁様。
気温３０℃で、蒸し暑く少々バテたが、潮の引き具合もなかなかよく、不思議な風景が撮れたかな。
広角しか持って行ってなかったので、トリミングしまくりで、画像が粗いですが、
スライドショーをどうぞ。(音が出ます)