二月ぶりに高原へ。
いつもの
天ぷら盛りそば。
今日は客も少なく、涼しい風が店内を吹き抜ける。
周辺を散策。
ウツギが満開。
クリの雌花か?
エゴノキはだいぶ散ったが、一昨日の雨のせいだろう。
カモガヤだろうか?
ウグイスカグラだと思ったのだが、・・・?
ノイバラ
スイカズラ
マニュアルフォーカスの練習を兼ねて撮ったが、手を伸ばして撮る場所もあったりして、なかなか上手くいかず、AFにもどしたりする。
f値の操作も、確認忘れたりして、写真に対する熱意の程が知れる。・・・。
いつものルートへ。
ほんとうにウツギがたくさん咲いている。
ノイバラも負けずに咲いている。

「心許なき日かず重るまゝに、白川の関にかゝりて旅心定りぬ。いかで都へと便求しも断也。中にも此関は三関の一にして、風騒の人心をとゞむ。秋風を耳に残し、紅葉を俤にして、青葉の梢猶あはれ也。卯の花の白妙に茨の花の咲そひて、雪にもこゆる心地ぞする。古人冠を正し、衣装を改し事など、清輔の筆にもとゞめ置れしとぞ。
卯の花をかざしに関の晴着かな 曾良」(奥の細道)
1689(元禄2)年4月20日(陽暦6月7日)と言われる。
白河の関跡は、標高387m。
いっぽう、この辺りは809m。
一般的に、標高が100m上がると、気温が0.6℃下がると言われているので、単純に計算すると、標高差422m、2.5℃の差。
気象庁HPの2022年6月、加計の日平均気温を見ると、2.5℃差はほぼ2週間ちがいになる。
・・・・
小難しく考えすぎた。芭蕉一行が白河の関を越えた時も、こんなふうだったか。
ツルウメモドキの雄花か?
イタチハギ(外来種)
カラコギカエデの実
多くのカンボクは散って白い花びらを落としていたが、かろうじて。
エゴノキ。これも雨でか、多く花びらを落としていた。
ハンカイソウの蕾
コバノフユイチゴ(時期的に、だろうと思う)
カモガヤか?
湿原では、ヒメシジミ(環境省指定準絶滅危惧種。西日本では中国山地のみに棲息)がたくさん舞っていた。
ヒメジオンと
ナワシロイチゴと
そっと近づくのだが、蜜に夢中で逃げない。
ツボスミレと
エゴノキ。写真が下手でよく見えないが、花がたくさんついている。
あっち向いてこっち向いて、マムシグサ。立派です。
イグサ
クララが蕾をつけはじめた。
なぜか半身浴中の、ヒキガエル(?)、アオヤマガエル? 10cmはありました。
蠅を狙ってる?
カナヘビ
這いつくばって撮った。驚かさなければ、逃げない。
ハルジオン
アザミ
ヤマザクラ(?)の実
コアジサイ
ギンリョウソウ
直立するナルコユリ。
ウツギをバックにノイバラ
春過ぎて夏きたるらし白妙の衣ほしたり天の香具山 持統天皇(万葉集)
「白妙の衣干す」が何を意味するのかよく分からないらしいが、たくさんの白い花が咲き乱れる様子を見ると、花を詠み込んだのかとも思わせる。
カキツバタ
コンフリー(畑なのだろうか?)
ミヤコグサ
ウグイスカグラの実
とろっとした甘さ....

途中で気づいて計りはじめたので、
14:06~15:15
1時間9分
1.8km
高度799~833m 上昇した高度19m
約5800歩
