サントリー角
ジャパニーズ・ウイスキー。
というより、ウヰスキーか。

夏ばてなのか、先日の土用丑の日でも、鰻の白焼きが生臭くて食えなかった。
吉野家の、牛鮭定食の（蒸し）鮭も、なんだか生臭いのを無理矢理食った。
ウイスキーも、ちょっとした癖のあるものより、国産の方がすんなり喉を通る。

久しぶりに飲んだが、懐かしい。
これがウイスキーかというと、そうではないという意見を述べることもできる。
でも、私たちの世代にとって、これがウイスキーだったのだし、
これは立派なジャパニーズ・ウイスキーとして存在する。

香りや舌触り、喉越しは、吟醸酒のようにも感じる。
日本の夕食に、食事酒として、立派すぎるほどである。
食事は水割り、ナイトキャップにはストレートかロックで。

外国産が安く手に入るようになった今、決して安いほうではないが、
おじさんの手軽な贅沢として、ありだと思う。