ふと思い立って、いつも春告げ花を撮っている渓流沿いに、秋に行ってみた。
何の期待もなく、紅葉にはまだ早いだろうなと思いつつ。
いつもはガラガラの駐車場が、今日はほぼ満杯。
とぼとぼと歩いていくと、野菊の類がたくさん咲いている。
標高の低いここらでは、アキチョウジがまだ盛んに咲いている。
いつもバイカオウレンやショウジョウバカマが咲いているあたりで、嫁様が声をかけてくる。
渓流側の道端に、白い花が群生している。
よく見ると、ダイモンジソウ。
たくましく、舗装道路の割れ目から咲いているのもある。
反対側の岩肌沿いに目をやると、そこかしこ咲いている。
他人様のブログを見て、いつかは見たいものだと思っていたが、ようやくというか、ひょんな感じで見ることができた。
もう一回り大きい花を想像していたので、野菊の仲間だろうと見過ごすところだった。
たしかに「大文字」だ。
横から、
さらに、ダイモンジソウの間に、これまた他人様のブログで憧れていたキッコウハグマが咲いている。
バイカオウレンに負けず劣らず、小さい。
気温が20℃を超えないので、気持ちよく歩ける。
いつもは途中で引き返すのだが、今日は最上部の行き止まりまで行き、そこから折れて滝まで行ってみた。
そこにもたくさんのダイモンジソウ、そしてひそかにキッコウハグマが咲いていた。
思わぬ収穫に、嫁様と喜び合った。
そのほか、これはアキギリの散ったあとかな。
ツルリンドウの実。
アブラチャンの実だと思うが、1ミリくらい。
フジバカマ
キノコがたくさん、
食べられたらいいが、見分けが分からないので、パス。
今年見損なった花もたくさんあるが、初めての花を見られて、満足、満足!
1. 無題