昨夜は、閉め切った窓からも風の音が聞こえた。
台風9号が九州の西を通過した。
週末は台風10号がやって来る。今度はもっと東寄りで、広島も雨マークが出ている。
はざまの今日、気温の予想もやや低め。
ここ2週間、体調がぐずぐずしていた。
あまりに面白くないので、寝たり起きたりしていた。
今日、ようやく出かけてみたというわけ。
広島県の名勝三段峡。
水梨口への道は、昨夜から今朝にかけての風で、木の葉だけでなく折れた枝が散り敷いていた。
ウィークディだからか、誰もいない。駐車料金徴収もない。
時折ぱらついた雨も晴れて、青空が見える。
防虫素材スコーロン製の長袖を着て出発。薄手で風通しもよいので気にはならない。
花は端境期だが、ママコナ
これは下唇が白いので、ミヤジマママコナだろうな。
急坂をゆっくり登っても、息が切れ汗が出る。まだ夏日の日が続いているもんな。
それでも木の間から涼風が気持ちいい。
ヌスビトハギ
花は3mmぐらい。
これは種になっている。
この種が、気づかぬうちに裾にひっつく。
何度かヤマジノホトトギスに出会う。
この特異な花に出会うと、そのたびに嬉しい。
ミズヒキに水滴が残っている。
これはヒメアザミかな。まだ咲きたて。
他のはまだつぼみだった。
折れ散った小枝をストックで払ったり、踏み越えたりして歩いてきたが、1時間でギブアップ。
道にはトチの葉が、実と一緒に落ちている。
キノコの名前は、まったく分からない。
キンミズヒキ
クサアジサイ
往きには気づかなかったが、ツリフネソウが群生していた。
足があがらなくなり、ほうほうの体で駐車場まで戻る。
でも、体を動かしたぶん、元気が戻ってきた気がする。
帰りは深入山のふもとのレストハウスで、アイスモナカを分け合う。
サギソウの自生地に、まだ少し残っていた。
山麓は花盛り。
マルバハギ
クローズアップ、
オミナエシ
ツリガネニンジンがシオシオになっていた。
昨夜の風が強かったので、カラカラになったのだろと嫁様。
庭の花もカラカラだったそう。
ワレモコウ
落ち着いて絞りを考えたりして撮ればよかったのにと、いつも思う。
キクはいろいろあって、名前も見分け方もよく分からない。
スミレとキクは、深入りしないようにしている。
キキョウが少しだけ咲き残っていた。
ノギランがしっかり咲いた。
ママコナが花盛りだったが、帰って見ると、まったく撮ってない。
三段峡で撮ったので安心していたのだろう。種類が違った。
ほら、すっかり秋っぽくなった。今年の花の季節もあと3月。
9月下旬には、テント張ってキャンプしようかな。
ピンクの花はハギかと思っていたが、コマツナギだった。これまた撮り忘れている。
1. 無題