昨日、極楽寺山で、萎れたササユリを二本見たので、高原もそろそろかと思って、
それに、蕎麦も食べたいし、と2週間ぶりに芸北方面へ行ってきた。
まずはかりお茶屋で昼食。昨秋穫れた赤そばはもう切れたということで、味は美味いのだが、心の中は一抹の物足りなさ。
食後、いつものコースを歩いてみる。
ウツギや、ノイバラがあちこちに咲いて、盛りを迎えている。
水路に白い花びらが散り敷いて、見上げるとエゴノキが咲いている。
その水際にはミズタビラコ。
カンボクはもう終わって、今年はカンボクの白い花は見られなかった。
かろうじて残っているのも・・・
水路脇に生えていたサワフタギは、昨年の大水でなくなった。
シジミチョウがたくさん舞っている。広げた羽を見ると、ルリシジミかもしれない。
ハンカイソウが咲き始めている。
カラコギカエデ
これって、スズラン・・・?
ナルコユリ(?)
マムシグサ
二川キャンプ場に行ってみる。
やはりノイバラがたくさん。ヤマボウシも咲いている。
一人、タープを張ってキャンプ中の方がいらした。何をするでもなく流れを眺めていて、うらやましいなあ。
聖湖キャンプ場へまわる。ササユリが咲いているかと思ったが、全くその気配もない。
周回路を歩いたが、コアジサイ、タツナミソウ、ギンリョウソウ、サワフタギが咲いていた。
コアジサイ。ここのはまだ小さく、これから盛りを迎えそう。
サワフタギ。小さな株が、何カ所か咲いていた。
タツナミソウ
ギンリョウソウももう長けて、ぷっくら膨らんでいる。
ようやく見つけたササユリ。まだ蕾がかたい。
去年は6月21日にはササユリが咲いていたので、今年は遅い。
雪の少なかった冬、肌寒かった春と、自然は同じようには巡ってくれない。