9月に入って、全面入峡禁止が解けたので、渓谷へ行ってきた。
ところどころ漂着した枝などが溜まったところもあったが、倒木も片付けられて歩きやすくなっていた。秋の観光シーズンをにらんでのことだが、ありがたいことだ。
入り口すぐのところで、ミヤマクワガタ(クワガタムシ科:Lucanus maculifemoratus)か?
なんだかよれよれしていて、歴戦の強者の様子。
ヒメアザミ(キク科アザミ属:Cirsium buergeri)か?
ミズヒキが立派にプクプクになっている。
シラヤマギク
イチヤクソウの実
この不思議な花は何だろうと、前から思っていたが、どうやらノブキ(キク科ノブキ属:Adenocaulon himalaicum Edgew.)の実のようだ。
外側に間を開けて咲いているのが、雌花。中央に固まっているのが、両性花で、両性花は実をつけない。
正体が分かって、腑に落ちた。
そのそばには、白花のゲンノショウコ。
ミゾソバ
日当たりのいい石の上に、カマキリ。大きさからすると、オオカマキリ(カマキリ目カマキリ科:Tenodera aridifolia)だろうか? こちらを向いて、ポーズしてくれた。
ミヤジマママコナ
ウスタケ(ラッパタケ科ラッパタケ属:Gomphus floccosus)だろうか?
「穏やかな味をしているというが、一般的に食すると吐き気、下痢などの症状を引き起こす」とwikipediaにある。
シロオオハラタケ(ハラタケ目ハラタケ科ハラタケ属:Agaricus arvensis)か?
「農民やジプシーによって何世代ものあいだ愛好されている食用キノコである。マッシュルームに似ているが特別美味というわけではない。外観が地味で食欲をそそらず、食用キノコには見えないため好んで食べようとする人は少ない。文献によって食不適、食用、有毒などまばらなので食べないほうがいい」
(wikipedia)こんな大きなのもあった。
アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属:Solidago virgaurea var. asiatica:予防・用心・警戒・励まし)
まだ咲きはじめで、数もそう多くなかった。
サワダツ(ニシキギ科ニシキギ属:Euonymus melananhus.)の実。花は地味だが、実が鮮やか。
開く前の実もかわゆい。
アキチョウジ
(未だ不明)
ヌスビトハギの実。
ハンショウヅルの実。一月前から変化がない。
こちらはボタンヅルの実。
同じキンポウゲ科センニンソウ属なので、ほとんど同じに見える。
クサアジサイかと思う。あらかた終わって、あまり見なかった。
キバナアキギリ(シソ科アキギリ属:Salvia nipponica Miq.:華やかな青春)
咲きはじめで、まだ少ない。
今日は端境期か、花が少なくてスクワットも少なかった。元気が少しばかり残っていたので、もう少し奥まで行ってみた。
トチの実が落ちていた。まるで置いたかのようだが、手は加えていない。
(不明)
(不明)
(不明)
ツルアリドオシの実。
ギンリョウソウモドキ(ツツジ科シャクジョウソウ属:Monotropa uniflora:そっと見守る・はにかむ)
別名アキノギンリョウソウ。ギンリョウソウが液果になるのに対し、これは蒴果の違いがあるそうだが、春に咲くか秋に咲くかの違いが、いちばんわかりやすい。
たしかに、秋に見るのは初めてかもしれない。
今日は9200歩。
4.5Km 、標高差111mを2時間15分。
気温24℃だったが、日射しが強かったのか、一枚多く着ていたので暑くてバテたかもしれない。
1. 無題
最近、小さな花の被写界深度合成を試みていますが、なかなかうまくいきません。超難しいです。
これからも挑戦は続けます。マクロレンズがないのが難しい原因かも・・