ヤコブ・ファン・エイクについては、こちらに。
wikipediaリコーダーを意識して始めたのは、高3の時。
その時は、小学校で買っていたソプラノリコーダーを吹いていたが、劣化により廃棄したのでメーカー機種は分からない。
その頃に買ったのが、「J.ヴァン・エイク ソプラノ・リコーダーのための変奏曲集 笛の楽園」(音楽之友社 昭和50年4月20日第1刷発行)。大学に入ってから買ったのかもしれない。
楽譜フェチとして、捨てるわけがない。
2年前からリコーダーを再開して、アルトリコーダを始めた。
再開してみると、ソプラノリコーダーの楽譜が意外に少ない。
考えてみると、歴史的にアルトリコーダーが主流だったのだが、日本の教育事情によってソプラノを吹いていたわけだ。
なんとかソプラノリコーダーの楽譜がないかと捜していたら、
スイスのアマデウス出版から笛の楽園(全3巻)が出版されていたので、2巻まで買った。
ソロ曲集なので、伴奏がなくても、もの足りなくはない。
曲は前期バロックや教会音楽で、中世ヨーロッパ的な響きがする。
この曲集があれば、ソプラノリコーダーに飽きることはない。
しかし、樹脂製のリコーダーでは、ヨーロッパの教会で響いていたであろう音色が・・・。
で、つい、やっちまった・・・。
Mollenhauer製ペアウッド。
右手小指薬指の半音キーはないが、エイクの曲はほとんど全て調号なしかフラット1つなので、
エイクの曲を演奏するために買ったので、まったく問題ない。
管体が太く、息を入れると、適度な抵抗を感じつつ、おおらかで豊かに響く。
エイクの曲には、これくらいがぴったりな気がする。
ひとまず1日15分ずつで1週間、それから週に5~10分ずつ延ばして、オイルを塗りつつ慣らしていく。
1. 無題