暖冬とはいえ、良い天気だ。
また崩れそうな予報だし、青い海が見てみたい。
そんな気がして、ふらり、
6月に行ったとびしま海道に行ってみた。
今回は御手洗まで。(みたらい、です)
呉市川尻から、安芸灘大橋(有料)、蒲刈大橋(無料)、豊島大橋(無料)、豊浜大橋(無料)、を渡って、大崎下島の東の端、呉市豊町御手洗 重要伝統的建造物群保存地区まで。
車でざっと1時間半ちょいかな。
まずは山の上の、「歴史が見える丘公園」。
周りはミカン畑。
向かいの島は岡村島、愛媛県。
四国の方を見ると、
なにやら橋脚が見える。
地図で確かめると、しまなみ海道、来島海峡大橋らしい。今治がすぐ目の前だ。
街の南端の無料駐車場に車を止めて、歩きます。
下調べもせず、ふらりと行ったのがいけなかった。
小さな町中は、けっこう錯綜していて、それに見所もチェックしてない。
それほど大きな町でもないのだが、路地が入り組んでいて、
けっこう迷路歩きを楽しめる。
1991年の台風被害は、広島在住者にはけっこうなダメージ経験だったのだが、ここでもかなり深刻だったのがわかる。
住吉神社の裏、建物の中に建物が。
平日ということもあって、町は閑散としていたが、天満神社には親子連れ、親子三代連れの方々がいた。
ここには、菅原道真が太宰府に流される時に立ち寄って、水を飲んだという井戸がある。
梅が咲いている。
ここで、ご年配の地元の方にお話を聞くと、
明治時代に、自転車で世界一周した中村春吉の自転車が、すぐそこにあるという。
お茶屋だったという若胡子屋跡。
その中に、何の説明もなくあったのが、こちら、
近くに寄れなくてよくわからないが、先ほどの方の話によると、これが春吉の自転車。
ドンゴロスなどではあるが、フレームバッグとか、今と同じスタイルかと思う。
自分も、江戸時代以前からの古い町に生まれ育って、今も暮らしているのだが、
懐かしい路地や入り組んだ小径の風景だった。
また行ってみたい所だ。
次はちゃんと下調べしていこう。
江戸時代の家や、ペンキ塗りの昭和の建物とか、
七卿落遺跡など、幕末の歴史的遺構がある。
ぶらぶらしても、のんびりした気持ちになれる町だ。
スライドショーを作ったので、どうぞ。(音が出ます)
1. 無題