楽器の練習して、去年撮った写真のスライドショー作っていると、散歩したくなる。
Sigma dp3 Quattro持って、歩く。
今日は建造物を撮る予定。
家のバラの実。
今年は鳥が来ない。が、ぼつぼつ食べた跡があるという。
Sigma dp3 は、Fovionセンサーがプロにも人気のあるAPS-Cカメラだが、癖が強い。
オリンパスのように、とりあえず見られますとはいかない。
上の写真も色が滲んだようになっていた。
が、白黒にすると何とか雰囲気が出る。
ヒメツルソバ(タデ科イヌタデ属;Persicaria capitata;信じる恋)
古い町並みを歩くが、ここ数年、どんどん建て替わり、幼い頃歩いた路地も様変わり。
夏にはかき氷があったお好み焼き屋も、無口な主人のラーメン屋も、跡形もない。
新しく建て替わった家の前に、ジョウビタキ(♀)がとまって、逃げようともしない。
その斜向かいの、やはり建て替わった家の塀から、猫が覗く。
カメラを向けると、目を逸らした。
古い家が無くなり、なんだか撮る気が失せた。
山側の、八幡神社へ行く。
水平垂直の練習。
Sigma dp3は、独自のRAWファイルで、Lightroom未対応。
DNGで撮って、Lightroomで現像してみるが、どうも独特の色味や陰影が出ない。
Sigma無料配布のSIGMA Photo Proで現像すると、そのあたりはきちんと出る。
が、なんとも重い。
スライダーを動かすと30秒以上待って、ようやく画面に反映する。
トリミング、回転機能なし。
とにかく、撮った時が勝負。
当たり前といえば当たり前の、写真の撮り方。
光と影の加減がうまくいった時は、魅力的な色合いが出るので、おいそれと捨てられない。
しかしこの鳥居、昔はこんなに飾り立ててなかったのに。
その横に、ロウバイ(クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属;Chimonanthus praecox;慈しみ・ゆかしさ・先導・先見)が咲いている。
けっこう大きな木で、世話もしてないようで、葉が茂ったまま。
おかげで写真全体が黄色くて、いいと思う。
これはまた別のところのロウバイ。
ツタバウンラン(オオバコ科;Cymbalaria muralis;はかない夢)
大正期に観賞用として入ってきた、帰化植物。いまでは雑草、あちこちに生えている。
これも石垣の間に、誰にも見られず咲いていた。
花期は夏と、晩秋~冬。
もうこのへんで、建造物を撮るのは忘れて、花ばかり撮っている。
魅力的な古い建物が、ほとんど建て替わった。
スイセン
コロナがぶり返してきて、益田の水仙公園には、行けそうにない。
禅寺の前のツツジが、季節外れの花をつけた。
ここにも「参拝以外の方は入らないでください」とある。
キュウリグサ
幸神社の古銀杏
気根らしいものが見える。
幸「こう」と読む。小さな祠で、個人の所有らしい。
何とか神社として認めてもらって、幾ばくかの補助金でこのイチョウを保護保存したいらしいが、はかばかしくないと聞いた。
下は11月29日の様子。
時雨か、雨がぱらぱらとしてきたので、30分で散歩は終わり。